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2006年2、3、4、5月のコラム
パートナー建築事務所の特徴である「原価の公開」について、
簡単にご説明した文章を掲載しています。
| あなたにメリットをもたらす為にはどうしたらいいの? 2006/2/2 | |
其の二 あなたに変わって適正価格を交渉してコストを下げられる事 あなたが自分で探してきた、部材や設備を住宅に取り入れたいと思った時、メーカー品になると、代理店を通さないと買えない場合もあります。 そんな時に、私共が間に入って価格交渉や仕入れをして、いくらで買えるのかハッキリ原価を知る事ができます。 価格交渉は、当然元請け会社の経歴や業績によっても、違いはありますが少なくとも、あなたが店頭に並んでいる物を購入するより、確実に安く手に入るのです。 良い物が、少しでも安く手に入ればあなたは、得する事になります。 其の三 最初の見積もりと最終見積もりの差額が出たら、 キャッシュバックができる事 最初に提示した見積もり金額というのは、ある程度の工事ロスも見越して少し多めに見積もりをします。もちろん、原価ベースですが。 しかし、いざ工事が始まり発注をした時に、多少の発注誤差が出る場合もあります。発注金額には、私たちの利益は含まれておらず純粋にあなたの住宅に直接かかる費用です。 私たちは、利益や経費を明確に分けて費用を頂いているので、単純に差額分はあなたにお返しすべき費用です。 金額を明確に、表示しているから出来るメリットです。 次回 あなたにメリットをもたらす為にはどうしたらいいの?其の四につづく・・・ |
| あなたにメリットをもたらす為にはどうしたらいいの? 2006/2/13 | |
其の四 業者さんに発注する金額があなたに分かる事 見積もり金額を明確にさせるには、あなたにとってだけでなく、直接家をつくる下請け業者さんにとっても良い事なのです。それは、どうしてでしょう? それは、これまでの、一括請負だと元請けの会社がいくらで、お客様と契約をしているか、わからなかったのです。秘密にしている部分ですから、知らなくて当然と言えば当然なのです。 明確にさせる為に、あなたと私共が連名で、発注を行います。私共と業者さん、共通の書式にあなたが金額に、目を通してサインをして発注をします。 すると、業者さんも元請けに対する不信感がなくなり、お互い気持ちよい仕事が出来、信頼関係が生まれます。 其の五 専門業者の枠にとらわれずに工事のお願いができる事 例えばあなたから、 『知り合いに建築業者がいるからそこに水道工事は、お願いしたい。』というお話を受けたとします。 そんな時、限定された下請け業者だけに、仕事をお願いしていたのでは、工事の質も工事価格も良くはならいでしょう。 下請け業者は、必ず仕事が回ってくるという安心感から、『とりあえず仕事をこなしていればいいや〜。』と堕落していく傾向があるからです。 競争相手がいれば、『もっと質の良い工事をしなくては。』、『仕事がもらえる金額提示をしよう。』と、厳しい状況の中、懸命に努力するでしょう。 すると、現場の質は当然良くなります。一所懸命仕事を取るための努力や姿勢は、一つ一つ考えて行動する事になりますから、意識だって変わってきます。 流れ作業ではない、あなたの為の家づくりになるのです。 馴れ合いにならない現場づくりというのは、当たり前のようで実際は、『なされていないのだ。』という事も頭に置いて、自分の信用できる専門業者があるなら、掛け合ってみるのも良いでしょう。ただし、基礎工事と大工工事に関しては、保証の関係で私共の指定の大工さんにさせて頂きます。 私共は、健康になれる家をつくっていますので、それだけは外せませんので予めご了承下さい。(ビニールクロス・塩ビ配管など) 其の一 原価と利益をあなたに明確に表示する事 其の二 あなたに変わって適正価格を交渉してコストを下げられる事 其の三 最初の見積もりと最終見積もりの差額が出たら、キャッシュバックができる事 其の四 業者さんに発注する金額があなたに分かる事 其の五 専門業者の枠にとらわれずに工事のお願いができる事 原価を明確にすると、まとめるとこのようなメリットがあり、私達があなたに出来る事です。施主は、あなたです。我が家の詳細についてきちんと把握して、あなたを中心にした家づくりをしてみませんか? 自分たちの身体の事だって、家によって左右される事もあるのです 次回 日本の住宅の抱える問題 につづく・・・ |
| 日本の住宅の抱える問題点@ 2006/3/9 | |
『欠陥住宅』・『シックハウス症候群』この言葉を聞いたことがない方は、いらっしゃらないのではないでしょうか。 これらの問題は、実はかなり前から存在していたことなのです。 なぜ知っているのにこういった住宅が建築され続けているのでしょう。 これらは前出の、住宅業界のシステムそのものに深く関係があります。 ここでは、住宅の現状を少しお話しようと思います。 大手企業のあまりにも無責任な下請けに対する、丸投げ・利益だけを追求した商品としての住宅。結果こういったことが、10年も経たないうちに資産としての価値が無くなってしまう住宅を建築しているのです。 具体的に今の日本の住宅について、どういった問題があるのか4つの カテゴリーに分け考えてみましょう。 @ 短命住宅ってどういうこと? こんなデーターをご存知ですか? アメリカ=44年 イギリス=75年 日本=26年(建設白書) これは、家の平均寿命です。これからマイホームを建てようとお考えのあなたはこの事実をどう受け止めますか? この問題は大きく分けて二つの要素があります。 其の一 住宅そのものの質の低さです。住宅を商品と考えるあまりに、質の低下が否めないのです。安値競争の末、部材の削減。古美る(古びる)ことを忘れ、手軽くて手広く施工出来る、工業製品の氾濫が当たり前に。 其の二 住み手の意識の違い。営業マンにちやほやされ、安くて完成された家を建てていく。決して悪いことではないのです。しかし、そんな中一番大切なものを忘れてしまうのです。きれいに出来た家だって、いずれは汚れたり壊れたりするのです。自分達で『手入れ』する事が、家を長持ちさせる秘訣です。 これらの事実が、住宅の資産価値と性能を著しく低下させています。 『メンテナンスフリー』とよく聞きます。確かにメンテナンスが、非常に少なくて済む素材はたくさん存在します。 しかし、『手入れ』を怠ることとは、根本的に違うのです。 『手入れ』をする度に『愛着やこだわり』が増し、家族の成長に対応できる家を建てることが、『飽き』のこない家づくりの一歩なのです。 それには、『造り手』と『住み手』の相互意識が必要なのです。 次回 日本の住宅の抱える問題A 不健康住宅 につづく・・・ |
| 日本の住宅の抱える問題点A 2006/3/17 | |
A 不健康住宅ってどういうこと? 社会問題になっている『シックハウス症候群』ってどういうものなのかご存知ですか?やっとこの言葉は浸透してきたようですが、現実的にどんなものなのか認識している方はどれだけいらっしゃるのでしょうか? 困ったことに大半の方が、自分には関係ない・特別な人がかかる病気だと考えているようです。 現在建築されている建物は、ほとんどが【新建材】と呼ばれる薬品漬けの工業製品です。もちろん、この問題に対応した建材も多くあります。また、昨今では法規制によりビルダーの意識も、健康に配慮するという事が当たり前にはなってきてはいますが・・・。 そんな中でも、気を付けて欲しいのは、【低ホルムアルデヒド】などと呼ばれているものです。確かに改善されていますが、無ではないのです。ホルムアルデヒド以外の化学物質については成分表示すらされていません。 こういった建材で家を建てている限り『シックハウス症候群』にかからない保証はないのです。 もし、詳しくご存知なければ、勉強される事をお勧めします。 特に、小さなお子様やお年寄りがいらっしゃる方、新しい建物に入ると何だか体調が優れないという方。ずっと住む家ですから、室内環境にも目を向けるべきではないでしょうか? そこで私たちが、今まで手掛けてきた健康になれる住宅の仕様をここで、少しだけご紹介したいと思います。 人間が生活する上で、大切な要素は何だと思いますか? それは、『水・空気・熱(温熱環境)』なのです。 住宅を検討する上でデザイン・使い勝手・間取り・価格も大切ですが、それ以前にライフラインは、絶対に切っても切れない要素です。 この当たり前にも、目を向けて欲しかったのです。 水について 澄んだ水を手にいれるには・・・ ステンレス宅内給水・給湯管 給水配管には、幾つかの種類があります。 一つめに鋼管ですが、時間が経つと赤錆がでて蛇口からも赤水がでます。 次に、最近主流となっている塩ビ管ですが、環境ホルモンが発生します。 そこで、私共は全棟ステンレス宅内給水・給湯配管で施工しています。ステンレス配管の原料は、医療器具にも使用される信頼性の高い素材です。 環境ホルモンが溶け出すこともありません。 イニシャルコストは、通常の塩ビ配管に比べると多少高いですが、毎日使う水だからこそ、こだわりたい安全素材です。 セントラル活水・浄水システム 私達の日常生活に欠かせない《水》。水道管の根本の部分、建物の入口部分に活水・浄水器を設置します。浄水された水のみ宅内に送水される事になります。 従来の浄水器のように用途を限定せず、生活でお使いになるすべてのお水に浄水をタップリと使用することができます。 飲料水はもちろんの事、お風呂・シャワー・洗面・洗濯・トイレ・ガーデニングなど、ありとあらゆるシーンで浄水を使う事ができます。 メリットは、とても大きく使って良かったという入居者の声もよく耳にします。敏感肌やアトピーの方には、塩素を除去したお水を使用するため、改善効果が期待できます。 メンテナンスも1年に一度カートリッジの交換をするだけなので、経済的にもミネラル水を購入するより、断然お得になります。 熱について 快適な温熱環境を手にいれるには・・・ 遮熱高断熱ペアガラス -LOW-Eガラス- 住宅の中で、一番熱損失が大きいのはサッシ部分です。熱損失とは、室内で温めた空気や冷やした空気が、逃げていってしまう事です。 断熱性・気密性・防音や室内のプライバシーなど、窓に求められる様々な基準や要望を高いレベルでクリアするのは、樹脂サッシです。 いくら、ガラスをペアに変えても窓枠がアルミでは、折角のペアガラスも台無しになってしまいます。なぜなら、アルミは熱を伝えやすい為(熱伝道率が高い)、冬場など外気の冷たさが伝わり易く、内部に発生した水蒸気によって、サッシ枠に結露を起こします。 結露は、放っておくとカビ・ダニなどが発生する原因になり、クリーンな室内環境を保てるとは、言えません。 高気密・高断熱住宅に、見合うサッシを選ぶ事も快適環境を保つのに重要なポイントになってきます。 外断熱工法 構造材の外側をすっぽりと断熱材で包み込むので、温度変化の影響や湿気の進入を防ぎます。 構造体が、外部の温湿度の変化を受けず、断熱欠損が極めて少ないというのがポイントです。 壁の中の見えない結露を防ぎ、構造体をいつでも健全な状態に保ちます。 北側の部屋や廊下でも温度差が少なく、温度のバリアフリーを実現します。 各種ある断熱材の中で最も断熱性能が高いウレタン変形イソシアヌレート フォームを芯材に使い、両面に難燃加工ポリスチレン防湿紙を一体形成したボードを使用します。 内断熱 -現場発泡断熱アイシネン- 内断熱の完成形といっても、過言ではありません。 アイシネン気密・断熱システムは、他の内断熱材(グラスウール・ロックウールetc)と比べても、経年変化による痩せや、重力によるくたれなどもありません。 水をベースにしたテクノロジーで、レジンとイソシアネートという2つの液体を混合させ、水との反応で形成された炭酸ガスによって100倍に発泡させる2液性変性ポリマー断熱材です。 アイシネンを使用すると優れた断熱性と気密性を同時に確保できるので、同レベルの性能値を持つ他の断熱材を使った場合より、高い断熱効果が期待できます。 次回 不健康住宅 空気についてにつづく・・・ |
| 日本の住宅の抱える問題点A 2006/3/25 | |
A 不健康住宅ってどういうこと? 空気について きれいな空気を保つためには・・・ 様々な内装材が開発されている中、私共がずっとお勧めしてきた代表的な内装材の特徴をいくつか、ご紹介します。 シェルパウダー -多機能壁材- ホタテの貝殻の粉末塗料 100%天然素材の塗り壁材 この内装材は、化学物質を一切含みません。多孔質粒子の為、消臭効果が高 く無機質素材なので、カビを繁殖させる要因がありません。 また、消臭性にも優れているので、タバコやペットのニオイにも効果があります。 塗り直しも、比較的容易にできるのも嬉しい点です。 また、既存クロスを剥がさず上から塗装できるので、廃棄物を減らしエコリフォームにも対応出来ます。公共機関からの評価も高く、学校・病院にも採用されています。 マグマセラミック -多機能壁材- 火山活動によって焼成された、完全無機質の白州が原料 100%天然素材の塗り壁材 化学物質を一切含みません。多孔質粒子のため消臭効果が高く調湿効果にもすぐれ、マイナスイオンも放出します。 また、住宅内部の反響音の緩和効果があります。 無機質素材のため、カビなどを繁殖させる要因がありません。 ドライウォール -水性EP仕上げ- 有機溶剤(VOC発生)をゼロにした安全素材です。壁以外の塗装用途にも使用できます。 塗装時も塗装後も臭いを感じさせないので、新築時の化学物質のきつい ニオイが気になる方にも安心して使って頂けます。 また、メンテナンス性にもすぐれています。 オーク無垢フローリング 床は、ノンホルマリンの厚さ15mmのオーク無垢の床材を標準採用しています。無垢の床材の特徴は、調湿機能や冬期の床冷えを和らげる効果・疲れを癒す効果が認められています。 天然なので、反りや収縮も発生する場合もありますが、質感が合板フロアとは違うのでそれも、味になってくる事でしょう。 裸足で歩く感触は、無垢材ならではのぬくもりです。 パイン無垢フローリング 北欧産パインを使用した天然素材100%の厚さ20mmのフローリング材です。 時間の経過とともに、白っぽかった表面の色は、飴色に変わり風合いが出てきます。 自然塗料 木肌を美しく保ち、木部の呼吸を妨げない塗料 幼児用木材玩具としての安全規格に合格しているほど、安心な塗料です。 建具やケーシング等に、吸放湿性を保ちながらツヤのある仕上がりになるオイルフニッシュです。 木の良さを、損なわない健康塗料です。 無垢建具・居室ドア 天然木ならではのあたたかみがあり、年月が経つとともに味わいが出てきます。木の風合いが楽しめます。 ざっとですが、今まで手掛けてきた健康になれる住宅の仕様をご紹介しました。より、詳しく勉強されたい方は、私共のホームページをご覧頂くかモデルハウスにお越しいただければ、実際に目で確かめる事ができます。 また、あなたが新しい物を探されて、家づくりに取り入れたいとお思いになりましたら、どんどん採用していきたいと思います。 あなたが、使いたい物を出来るだけコストを抑えて使えるようにする事も、 私達の大切な役割です。 次回 日本の住宅の抱える問題B 低性能住宅 につづく・・・ |
| 日本の住宅の抱える問題点B 2006/4/14 | |
B 低性能住宅ってどういうこと? 日本は経済大国であり、先進国です。(現在は、少し疑問符がつきますね。)自分達の技術や産業を、海外に輸出し収益を上げ成長してきました。 そんな中、海外に輸出できないもの1つに《住宅》があります。 これは、単純に世界的に見て日本の住宅産業の質が悪いからです。日本の戦後の復興はバラックから始まり、雨風さえ凌げれば良かった・・・。 やがて、欧米の影響も入り、和の暮らしから洋へと変化を遂げました。住宅がワンサカ建ち並び、建築業界はうなぎ昇りに成長していったのです。 そこに求められたのは、質よりも量・・・。とにかく、住宅建築のラッシュ。 しかし今では、表面的なきれいさだけが一人歩きしている状況です。 それと相反する復興を経てきたのはヨーロッパ諸国でした。町のほとんどが破壊された中、市民達は以前のような美しい街並を取り戻すことを決めました。バラックを良しとした日本人とは、あまりにも違う文化意識が現在の住宅事情にも影響しているのです。 こういった日本人の住宅文化意識の低さがそのまま住宅性能の低さとして表れています。 次回 日本の住宅の抱える問題C 高価格住宅 につづく・・・ |
| 日本の住宅の抱える問題点C 2006/4/27 | |
C 高価格住宅ってどういうこと? 価格には、絶対的なものと相対的なものがありますよね。 今日では、『デフレ』の影響は住宅業界にも、押し寄せていて【ローコスト住宅】と呼ばれる坪単価30万円以下の住宅が当たり前になりつつあります。 しかし、絶対価格は下がっていますが相対価格はどうなのでしょうか? 実は相対価格は急激に上がってしまっているのです。 もしこの意見が間違っているとすれば報道・ニュースから『欠陥住宅』や『シックハウス症候群』などというものは、なくなっている筈ですよね? どちらにしてもほとんどの方が、何年間も蓄えてきた貯金と何十年にもわたるローンを組むわけです。真剣に考えるべきことではないでしょうか? 絶対価格に振り回されていると、結果的に、高い買い物をする可能性が高くなってしまうのです。この4つの問題は、日本の住宅の問題4要素なのです。それを、ご理解頂ければと思います。 住宅の業界の仕組みも背景も、何となくお分かりになりましたか? 次回 心のバランスだって大切・あとがき につづく・・・ |
| あとがき 2006/5/19 | |
心のバランスだって大切 心安らぐ空間や上質の空間、自分のライフスタイルにあった空間、家族みんなが心地良いと感じる空間。心を健康に保つ事が出来るという事。 一体、心を健康に保つ事ができる住宅とは何でしょうか? 快適な温熱環境、きれいな空気と澄んだ水、それだけではないのです。 私たちが本当に必要としているのは、心安らぐ空間や上質の空間、自分のライフスタイルにあった空間なのではないでしょうか? それらは、心を健康に保つ事に直接つながります。 機能と性能は当たり前に備えるものとし、心安らぐ空間を提供して初めて、心も健康になれるのではないかと考えます。 心の健康が得られる家が、パートナーの目指す家づくりの最終的な目標です。 あなたが、仕事をしてクタクタになって家路につく場面・子供を寝かしつけたりしてほっとした場面など、何かを終えてひと段落つきたいシーンを、ちょっと想像してみて下さい。 あなたは、どんなシーンをイメージしましたか? 大好きな家族が側にいる時かもしれないし、一人になれる時間や空間かもしれない。 心地よさや安らげると感じるシーンは、人それぞれでしょう。 私たちの生活にとって癒される空間づくりは、とても大切です。 毎日、帰って来る場所ですから、嫌な気持ちになるような空間では、せっかく家づくりをしても台無しですよね? 住んでから後悔してしまう事もあるのです。 しかし、現状の不満や改善ばかりに囚われ過ぎない事も大切です。何十年か経てば、生活も変わります。子供達は巣立ち、自分たちは年老いてくるのです。 もし、予算に合わなくて建築する時に出来ない事があっても、すぐに諦めないで欲しいのです。 『これは、インテリアで工夫すれば何とかなるかもしれないなぁ。』とか、『今は必要だけど行く行くは要らないかも・・・。』と柔軟に考えていけば 良いのです。 オールパーフェクトな家にしてしまえば、その時は良いかもしれない。(そんな事は中々ありませんが・・・。)住みながらにして、自分たちが空間を作って行く事もできるのです。 設計する段階で、もし、予算が厳しくなったら考え方を広げて、将来も見越して心のバランスのとれる家づくりにしてみてはいかがですか? 最終段階で、今まで打合わせをして決めてきたものを、予算に合わないから削るというのは、あなたの夢を壊していく、作業ですから出来るだけやりたくないのです。 最後に、この小冊子を最後まで読んで下さってありがとう。 タイトルにあるように、本当の本当は誰の為の家なのか?皆さん、もう一度よく考えて、納得のいく家づくりをして下さい。 私達に出来るのは、『こういう家づくりもあるよ。』『こんな仕組みになってるのよ。』という事実をお伝えして、少しでもあなたのお役に立てる努力をしていくという事です。 拙い文章で、分かりづらい点もたくさんあったと思います。もっと詳しく知りたいと『あなたの為の家づくり』に興味を持って頂けたら幸いです。 |