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2005年4月〜8月のコラム
| 今 住宅は・・・ 2005/4/7 | |
| 1カ月ぶり ご無沙汰の更新となりました。 いつの間にか季節は春、桜もほころび、新入学の季節となりました。 ここでもう一度 本物の健康住宅について書いてみたいと思います。 最近の住宅選びにおいては、 「そんなの当然でしょ」と考えられている建物に対する最低の基準があります。 地震に強い家、長持ちする家、健康な住い、快適な住いなど、どこでも宣伝文句にしています。 どこでも言うということは、そんなのは当たり前だと言うことです。 みんな同じならば、○○電器と△△電器の宣伝ではないが 「“他店より一円でも高ければいってください” 必ず、お安くします」が一番有効な宣伝になります。 同じメーカーの同じ品なら、価格とサービスが決め手になる。 価格とサービスとを比べれば、サービスは購入して問題があって初めて実感できるものでしょうから結果としては「価格がすべて」の購入判断材料となるでしょう。 ・・・違いますか? 家電製品と比べて住宅は、正直難しい。 なんだかんだといってはみても、家を建てようと考えているあなたの住宅に対する現段階の価値基準や知識・努力の範囲内で建つ家は決まってしまうからです。 そしてその後の家族の生活まで決めてしまうことになります。 それでは再度、健康住宅の条件を確認します。 心・体・お金と三つの条件を満たすこと。 そのために「避けたい、または出来ればやめたい」ことから一緒に考えて見ましょう。あなたが住んでいる今の家がマンションなどの場合、ピンと来る方とこない方がいるでしょうがここは一戸建てを検討しているという前提の下にこれからお話させてもらいます。 次回は選択@ 基礎は健康に害のあるシロアリ処理をしない。 オール電化対応の健康的な蓄熱床暖房を 超ローコストで実現する。 につづく・・・ |
| 本物の健康住宅をつくるために 選択@ 2005/4/16 | |
基礎は健康に害のあるシロアリ処理をしない。 オール電化対応の健康的な蓄熱床暖房を超ローコストで実現する。 住宅を簡単に理解していただくために一番下の基礎から考えて見ましょう。 基礎は、建物の構造にとって何よりも大切であることはいうまでもありません。 その最低条件は、上に乗る住宅を下からしっかりと支え地震などの災害に 長期間耐えることです。 今は住宅の外周部を囲む布基礎が標準になっています。 土台などが腐りシロアリの餌食にならないように、床下の湿度を下げるため通風を確保し、乾燥させること大切です。 最近は、床下からの湿気を防止するため防湿コンクリートをして換気口ではなく土台と基礎の間にパッキンをはさむ方法が多くなったようです。そして、シロアリの被害から建物を守るためシロアリ消毒を5年に1回繰り返す。 これが一般的な工事と考えてよいでしょう。 シロアリの被害は、放っておくと とんでもないとこまで及びます。 下の写真は、築30年の木造住宅の解体で判明したシロアリ被害の状態です。 ![]() 1階の土台はもちろん、柱や2階の梁、そして屋根の垂木まで食われていたのです。こんなになった理由はシロアリ処理を定期的にキッチリしていなかったことに原因がありました。 もし、こんな状態で地震がおきたらこの住宅はひとたまりもなく崩れてしまい、住んでいた家族の生命と財産が損なわれる結果になってしまうことはほぼ間違いありません。 ここで、住宅の基礎部分について最近は二つの考えがあることをご紹介しましょう。 それは、「基礎から下を家の外」と考える従来のあり方に加えて 「基礎から下も家の中」と考える新しい工法です。 一時期、外断熱がブームとなった時期がありましたが、これも木造であれば「隠れている木造構造部分の柱や梁も家の中」と考える断熱工法であり その延長線上に基礎断熱といわれる方法があるわけです。 ところで、健康住宅である以上絶対避けたいこと 「シロアリ処理剤を住んでいる間は最低5年に1度まく」こんなに健康にストレートに影響する劇薬を住みながら床下に撒いていくとしたら・・・ ・・・とても健康住宅などといえません。 家の外は、プラスの圧力、家の中はマイナスの圧力、気化した薬剤は間違いなく家中に広がることになります。 ハイハイをしている赤ちゃんや幼児、布団に寝ているお年寄りが最初に被害に遭うだけではありません。 家の中で過す生活の多い奥さんが、劇薬の影響を一番受けやすいのです。そればかりか近隣への住宅被害の報告も多くあり、我が家の問題ではすまなくなっている。 シックハウスというとホルムアルデヒドに象徴される化学物質が問題となっているけど本当は何よりも先に「シロアリ処理剤をなくす」ことが必要なのです。 数年前までは10年はシロアリに有効といわれる劇薬を使っていたけど、あまりにも強力なため住人はもちろん施工する業者もシロアリ処理剤による薬物被害が問題となり薬を少し弱いものに変えました。 結果として、5年に一度、シロアリ消毒の劇薬を撒き続けることになります。 一回平均10万円と考えると馬鹿にならない金額で、お金を使って健康に悪いことをするのは、誰が考えてもおかしいと思うのではないでしょうか。 木造住宅では、土台や根太などの床下に使われる木材をヒノキやヒバにすることでシロアリ消毒をなくす方法があります。 私は、床下空間にシロアリの餌となる木材があるから、消毒が必要なわけだから床下空間に木材を使わなければいいと考えました。 基礎断熱をして、断熱材はシロアリ対策がされていれば良いわけです。 そんな、シロアリに食われない外断熱材はあるのだろうか・・・・ 一般的な板状の発泡ウレタンなどは、シロアリ対策はされていないのでまったく使うことは出来ない。 無機ガラス発泡体の断熱材が耐火性やシロアリに強く断熱性能に優れていることを知りました。 でも、価格や施工性は・・・ ・・・施工性はまったく問題ないが価格は高い。 ローコストを最優先にすることが明確ならば、材料と手間を少しでも安くなる方法を選ぶのだろうが、私は本物の健康住宅を造ることが使命だと考えている。今、これ以上のものがないのなら価格に目を瞑っても採用するしかない。 わかりやすい事例ですが、住宅とはこういうコストの積み重ねで成り立っている。単純に坪単価いくらで比較できないのです。 では基礎工事をどのようにするか。 大学との共同研究・長時間にわたる実証データーをもとにした特許工法があった。その特許工法を採用するためには、最初に特許使用契約百万以上と、それに加えて一軒ごとの特許使用料が必要となります。 これも住宅コストに影響する問題はあるが、 健康についてはもちろん、大切な基礎として価格以上のメリットがあれば 採用すればよい。シンプルに考えることにした。 次回は 「蓄熱床工法とそのメリット」 につづく・・・ |
| 蓄熱床工法とそのメリット 2005/5/2 | |
| 本物の健康住宅をつくるための蓄熱床工法(SRC基礎) シロアリ処理薬剤が一切必要なくなる。 シロアリや腐朽菌は生息条件である、酸素・温度・水分・栄養分のすべてが満たされないと活動できません。構造的に完全密封構造になるため、この条件を断ち切ってしまう施工になります。 湿気を寄せ付けない基礎。 押入れや家具の裏側に湿気がたまりにくくなりカビの発生もありません。 アトピーや喘息の原因になるダニやホコリと付き合わなくてすむわけです。 その仕組みは完全密封構造によって外部からの湿気を完全に遮断し、地中から立ち上がる湿気も砂利と砂利の隙間にある空気が移動しないため地中の水分の上昇作用も起こらない上、砂利層で蓄熱された熱が床全体に直接伝わり一定の温度を保つためです。 半永久的に水平・垂直、そして強度が損なわれず床なりなどが生じない。 ピアノや重い書棚もどこでも自由に置けます。 耐久性と心配な品質精度は・・・ まずコンクリートの水平精度施工が特殊冶具を採用することで実現できる。 一般的なベタ基礎は,建物の荷重や地震、車などの外からの振動を直接地中深くまで伝えてしまうため、地盤を刺激し沈下を増長させ不動沈下がおきやすくなる。 SRC基礎は、砕石や砂利層により地盤を直接刺激しないため不動沈下がおきにくくなるメリットも持っている。 天然の冷暖房効果が得られます。 砂利層は外気温の影響を受けにくく、年間を通じて温度変化も少なく安定しているため砂利層に蓄熱された温度は真冬の15℃から、真夏の25℃のサイクルを保ちながら、床上に天然の冷暖房効果が得られる。 地震や車、列車による揺れを減少させる効果もある。 基礎に使われているH型鋼材の内部土台は下地コンクリートと一体化されているため、従来以上の強度を保ち、安定したひずみのない土台が出来る。 計算上、基礎内の体積はベタ基礎の約3倍もあり、計算重量は約2倍になるため、地震や台風に強くなり、砂利層を持つ床下構造が振動を吸収分散してしまうのです。 これだけほかの基礎では得られないメリットがあり価格を考えなければ、間違いなくすばらしい基礎だといえる。 価格の問題を吸収するためにも、この基礎構造だからこそ出来る付加価値を創造すればよいのではないか。 オール電化対応の健康に良い1階全館床暖房がとてもローコストで出来る。 床暖房が快適で健康に良いことは間違いない蓄熱構造のコンクリート内に温水式床暖房の配管をすれば、低コストで効率的な床暖房が1階全体、トイレや玄関まで簡単に出来てしまう。これならば、電気式やガス配管の床暖房費用にくらべ絶対的な価格メリットが発生し、基礎のコストアップを消し去ってしまうに十分だ。 それに、蓄熱量の大きいコンクリートは小型のボイラーと併用することで、深夜電力を使うオール電化にも対応できるので、ランニングコストも大幅に安くなります。 小型ボイラーは、台所に使用する湯沸し機程度のものだから設置場所も選ばずボイラー燃焼音による近隣とのクレームもありません。 一般のガスや灯油ボイラーと比べ耐久性に優れ近隣からボイラー燃焼音のクレームなどの心配も一切ないのです。 基礎を価格でしか見ない場合、 熟練した基礎業者も必要になるこのような工法は採用することは絶対にありません。 しかし「長寿命とあわせて健康に良い住いとは」という質問を自分にすることによって採用すべき工法という結論に至ったのです。 次回は選択A 省エネで快適な住いに欠かせない 高断熱・高気密。 につづく・・・ |
| 省エネで快適な住まいに欠かせない 選択A 高断熱・高気密 2005/5/21 |
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| 本物の健康住宅をつくるための選択A 高気密・高断熱 花粉などをシャットアウト、外部の騒音を防ぎ、結露や室内温度差の少ない快適空間は光熱費も安く家計にやさしい。 しかも、毎日のお掃除もビックリするほどラク。 断熱材と外部建具でしっかりとした家を造る。 そういえば一時期ほど「内断熱、外貼り断熱」の話題は少なくなった」と思いませんか?話題が少なくなったのは、どこの建設会社でも十分な断熱工事や気密工事をしているからだろうと考えるのは間違いです。 少しでも断熱工事に関心を持っている人は「外貼り断熱それとも内断熱」どちらが優れているのか知りたいことでしょう。 結論は、長年この二つの断熱工法を、さまざまなお宅での施工してきた立場から見ても正直どちらが一方的に優れている訳ではない。 プロでさえこんな状態だから、これから家を建てようとする人にとって、さまざまな会社から説明される断熱工事の内容の比較判断など理解することは難しいのではないだろうか。 そもそも最高の断熱材は空気。 この空気を多く閉じ込めておくために断熱材を使うわけで、費用や効果、経年変化など断熱材の種類と施工方法にはさまざまに長所と欠点があります。 内断熱の場合は、昔から使用されているグラスウールやロックウールに加えて羊毛の断熱材がある。これらも、厚みや密度にさまざまな種類があって価格もまちまちなら性能も当然異なっている。 この断熱材は構造材の間に挟みこみ施工するわけですが、この仕事は結構難しく隙間が出来てしまったり下のほうにずり落ちてしまったりする。 それに雨漏れや内部結露で、これらの断熱材が濡れてしまえば断熱性能を損なうばかりか大切な構造材を腐らせる原因にもなってしまいます。 基礎の部分で説明したことですが、価格が一番安いのがグラスウールやロックウールで一般的に住宅に使用される断熱材です。 これらの断熱材は気密工事が必要になりますが、バリアシートや断熱工事をするのは、建築現場では大工の仕事になっている場合が多く正しい施工など望むべくもないのです。 私も、八年前までは大工に施工させていて 断熱や気密がなぜ必要なのか、建物の構造や健康にどんな影響があるのかなどの知識がなかったわけです。 それでも、性能だけはわかりますので高性能なグラスウールをビニールシートなどのカバーに包まれていないむき出しのまま施工していました。 そんな施工現場では明るい太陽の日差しに当って空中でグラスウールの繊維がきらきら光っていました。グラスウールの細かい繊維は、皮膚などに刺さるとたまらなく痛いし痒いだけでなく目や、鼻、口にも入り込み施工現場に携わる職人たちにとってたまらない苦痛を与えることになりました。 グラスウールの後は、上から気密シートをラッピングするので、当然ながら気密は取れないわけです。 この状態を解決するために、早速断熱気密の先進地、北海道旭川の専門業者に施工を依頼することにしました。 大工手間の中で工事をしていたころに比べれば当然コストはかかってしまう。 高性能な断熱材価格は、家一軒で30万円台。 これが、専門業者に頼めば3倍以上の金額になってしまう。 しかし価格と効果を判断して、断熱専門業者による施工に全面的に切り替えたのです。 彼らの仕事振りは先にバリアシートを貼り後からブローイングで高性能断熱材を吹き込んでいく。仕事はさすがにこの道のプロと納得がいった。 しばらくすると断熱材の施工問題とあわせて健康への影響が取り上げられるようになりグラスウールに変わる断熱工法を模索することになりました。 セルロースファイバーも試してみましたが、どうも「ピーン」とこない。 理由はグラスウール同様、気密工事が別途必要になってしまうのと、断熱材の重量も重いため壁の上部に隙間が出来てしまったことがあったためです。 次回は 「すばらしい断熱工法に出会った。」 につづく・・・ |
| すばらしい断熱工法に出会った 2005/6/2 | |
| 本物の健康住宅をつくるための選択A 高気密・高断熱 断熱と気密が一度の工事で、完全に出来て、しかも将来にわたって性能が劣化することなく内部結露など起こさず健康に良い断熱方法を求めることが、要求されていました。 ちょうどそんな時期に、出会ったのがアイシネン気密断熱システムでした。 アレルギー症の人に対する安全性も保証されていて、ホルムアルデヒドはもちろん、ほこり、ガラス繊維、悪臭、健康障害を引き起こす可能性のある化学物質は排出しません。 繊維系断熱材を使用した場合に比べ冷暖房費を30〜40%も節約できます。 もちろん、費用はかかりますが 健康に良く省エネにも優れる断熱工法だからこそ採用することにしました。 現場でスプレーし、スプレー後6-7秒で100倍のホワイトケーキのようなフォーム変化します。わずか1%の材料と99%の空気かなるこの気泡は防湿層なしで優れた断熱気密性能を発揮します。 2x6工法の場合、基本的に壁・天井とも140mmとビッチリ隙間なく施工されています。 壁の中には電気配線、配管などが隠れていますが、これらの隙間や空洞を埋め尽くし完全な気密層を作ってくれます。 しかも、柔軟性に優れ地震や建物のゆがみ変形にあっても常に構造体に密着して経年変化でズリ落ちたり、ヒビが入ることもないのです。 発泡の過程でフロンガスや代替フロンガスは使っていません。 メーカーの特別な配慮を得て単価を設定してあるため ここに施工費用を書けないのが残念です。 価格も確かに大切な要素であることは否定しません。 しかし、本来求められる性能を将来にわたって発揮できないような材料や不十分な施工がされた断熱気密工事はむしろ家を傷め、住む人に不健康で不快な生活をさせる原因にもなってしまうのです。 次回は 「外貼り断熱工事はどうなの・・・・」 につづく・・・ |
| 外貼り断熱工事はどうなの・・・ 2005/6/16 | |
| 本物の健康住宅をつくるための選択A 高気密・高断熱 ここでは一般的な外断熱と言う表現を使います。 外断熱をセンセーショナルに取り上げた本の出版やテレビ報道が続き、一時期は家を建てる人の選択肢となったのです。 しかし、外断熱の問題として指摘されたのが、 @ 外部に通気層をつくり外側に板状の断熱材を張り、その上に重量ある外壁仕上げをするため特殊な釘だけで外壁を保持することが出来るのか。 A 外部にあるためシロアリの餌食になりやすい。 B 火災などが発生したとき問題がある。 C 内断熱に比べ、断熱工事の価格が高すぎる、しかも外壁仕上げの施工費も余分にかかる。 ・・・などだったのです。 確かに、施工する立場からするとそれぞれ指摘された問題はないとはいえません。 費用もかなりかかるし、シロアリなどは心配といえば心配なのです。 しかし、外断熱には内断熱にはないメリットもあるわけで、これらの問題をすべてクリアできたらお勧めできることは間違いありません。 私たちは、外断熱の問題とされた部分をすべて解決した外断熱工事を採用できるようになりました。通気層を必要としない断熱材、仕上げ材料もモルタルに比べ軽く剥離や火災に強くシロアリ被害の心配がない。 しかも、工事費が今までの外断熱工法の半分という工事が可能になったのです。 本来断熱・気密工事がなぜ住宅に必要とされるようになったかということを あなたと、そして建築会社がしっかりと理解していることが大切です。 どちらを選択するかはあなたが決めればよいことです。 建設会社は、数多くの情報の中から確かな選択と実証をして良いものをより手ごろな価格で提供できる努力としっかりとした施工をすることが求められています。 次回は 選択B 高断熱・高気密のドアとサッシ「健康との関連は」 につづく・・・ |
| 本物の健康住宅をつくるための選択B 2005/7/2 | |
| 高断熱・高気密のドアとサッシ「健康との関連は」・・・ 高断熱高気密の家は「健康で快適な空間」を少ないランニングコストでまかない家計にもプラスなのは間違いありません。そのためには、適切な断熱材と気密工事が必要なことをご理解いただけたと思います。 しかし、高断熱高気密工事とあわせて高性能な外部建具を使わなければ、せっかくの今までの努力が水の泡になってしまいます。 最近、建築関連の社長さんと話したとき このことを理解していないのにはびっくりさせられました。 「うちは、アルミサッシのペアガラスにしてあるから窓の断熱はいいと思うよ」 むむむ・・・ 「ところで暖房は何を使っているの」 「エアコンと俺は寒がりだから灯油ストーブを引っ張り出して使ってる」 「それって、窓が結露しているでしょう」 「昔の家に比べれば、それでも少なくなったよ」 「わかっていないね、昔の家に比べれば断熱工事もされるようになったしアルミサッシの普及で気密も高くなっているわけ」 「そんな家なのに灯油ストーブなど論外だよ」 「空気は汚すし、燃やした灯油の量だけ水蒸気が出るわけだから窓どころかタンスの裏などは結露でビッショリになっているはずだ」 「それに灯油ストーブはともかくとして、アルミサッシにペアガラス程度で暖かい家などになるわけがない」 「そうなのか、俺はそれが一番いいと思っていたのだけど」 「きついようだけど、プロなんだからすこしは勉強したほうがいいのとちがう?」 余分なことと思ったが、造り手がこんな調子ではたまったものではない。 プロでさえこの程度だとしたらその会社で建てているお客様はかわいそうだ。 外壁や屋根などより熱損失が一番多いのが外部建具なのです。 冬の熱損失は、屋根6%.外壁19%.床10%.それに比べて窓は48%です。 夏は熱の進入は屋根9%.外壁13%.床2%.なんと窓は71%にもなる。 窓や玄関ドアなどの性能が住宅の快適性を大きく左右しているのです。 「窓」選びのポイントは何か。 それは、窓を造っているガラス選びとフレーム枠選びということになりますね。 細かい数値はさておき、ガラスは2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を封入したペアガラス、しかも室外側のガラスの内側に熱線を反射する特殊金属膜がコーティングされたLOW-Eペアガラスを選びフレームは樹脂がよいのです。 樹脂はアルミの1000分の1の熱伝導率しかありませんから断熱性能は飛躍的に高くなります。 具体的な比較で言えば、 「アルミサッシ+単板ガラス」の熱損失の割合を100とすると 「アルミサッシ+ペアガラス」は71% 「アルミ・樹脂複合サッシ+ペアガラス」は54% 樹脂サッシ・シャノン製の場合、26%という数値になります。 「アルミサッシ+単板ガラス」にくらべ74%も熱損失を抑えるのです。 次回は 選択B 高断熱・高気密のドアとサッシ「その経済性は・・・」 につづく |
| 本物の健康住宅をつくるための選択B 2005/7/9 | |
| 高断熱・高気密のドアとサッシ「その経済性は」・・・ 経済性は・・・毎日の生活に欠かせない光熱費はびっくりするほど安くなる。 当たり前のことですが、アルミサッシ+ペアガラスに比べれば新築時にかかる窓の金額は高くなります。 わかりやすく、新築時にサッシ価格が100万円割高だと仮定しましょう。 あなたは、多額の住宅ローンを組まなければとしたら、当然少しでも借り入れ金額を減らしたい、工事費を安くしたいと考えることでしょう。 ・・・当然です。 わたしも、知らなければそのように考えると思います。 しかし、新築時に建築費が安く住宅ローンも100万円安かったとしても毎日の生活に欠かせない光熱費は住宅ローン以上長期間支払い続ける費用ということを忘れていませんか。 仮に30年の住宅ローンを考えて見ましょう。 サッシ差額の100万円を年利2.5%で30年組むと毎月の支払いは3,951円、年間47,412円余分に支払うことになります。 だとしたら、当然光熱費としてそれ以上の金額を節約できなければいけないことになりますね。 私たちの建てている、住宅のすべては樹脂サッシを使っていますが、40坪程度の高断熱・高気密・オール電化住宅の一年間の光熱費は20万から24万程度で収まっています。 これは、冷暖房費、照明、お湯を沸かす費用はもちろんガスに変わるIHクッキングヒーターの費用など電気代のすべてを含んだ金額です。 情けないことに同じような坪数の我が家は倍以上の金額なのです。 今、あなたの住いの光熱費と比べてみるとどうでしょうか。 年間、47,412円など簡単に取り戻せますね。 現実的な当社の仕入れは猛烈に安いため樹脂サッシの総金額はほぼ100万円程度、アルミサッシ+ペアガラスとの差額は、せいぜい30万もないのです。 次回は 選択B 高断熱・高気密のドアとサッシ「その数々のメリット・・・」 につづく |
| 本物の健康住宅をつくるための選択B 2005/7/15 | |
| 高断熱・高気密のドアとサッシ「その数々のメリット」・・・ サッシ自体の気密・水密性が良いため 花粉や有害な粉塵,ホコリの進入も少なく、毎日の掃除がとてもラク。 従来のサッシの16倍も気密性に優れているので、隙間風も入らないし花粉や砂埃の侵入を防いでくれます。 当然のことですが、風雨の浸水はしっかりとガードしてくれます。 「窓」の結露を防止する。 結露が及ぼす健康被害・カビは結露で生まれ、ダニはカビに育てられる。 結露は空気中の水蒸気が冷やされて水滴に変わったもので、空気中に存在できる水蒸気の量は温度によって変化します。 冬の室温20℃、室内の湿度50%の場合、温度が9℃まで下がると結露が発生します。外の気温が0℃の場合、アルミサッシ+単板ガラスの窓面は3℃まで下がるため結露が起きますが、樹脂サッシ・シャノン(LOW-E)の窓面温度は12℃までしか下がらないため結露は起きません。 窓枠もアルミは熱を伝えやすいため結露しますが、樹脂サッシは結露を防止してくれます。 アルミサッシの結露は窓の木枠や壁をぬらし、時間をかけて木や壁を腐らせ家の寿命を縮めるだけでなくカビを発生させそのカビをエサとするダニの発生源になってしまいます。 このカビやダニが乾燥し、室内を漂うことで小さな子供たちがアレルギーやアトピーを引き起こすことにもなるのです。 忘れてならない近隣問題、騒音はトラブルの原因になる。 樹脂サッシは、ガラス窓を通して室内に侵入する車などの外部の騒音をシャットアウト、もちろん、ピアノの音や会話など室内の音が外部に漏れるのを防いでくれます。 子供さんも気楽にピアノを練習することが出来るし、ホームシアターなどの音響機器も思いっきり楽しんでみましょう。 高性能住宅先進国と日本、違いは窓にありました。 カラーも豊富になった樹脂サッシは、家のデザインを豊かに演出します。 樹脂サッシが誕生したのは1955年、ドイツでのことでした。 以来、北欧の寒冷地を始め、欧米の先進諸国でも省エネ推進の観点から急速に普及してきたのです。 2000年にはアメリカで約46% アイルランド66% ドイツ55%と約半数の住宅の窓が樹脂サッシになっています。 日本の新築住宅でも、北海道は実に90%が樹脂サッシという高い数値になっていますが全国では、まだ90%がアルミサッシというのが実情です。 アルミはアメリカでは16% ドイツは21%とあまり使われていないことを考えると、窓が快適な生活や省エネ、そして健康に大きな影響を与えていることを知らない、知らされていないといってよいと思います。 樹脂サッシのカラーも豊富になりホワイトに比べ多少割高になりますが自由に選択できるようになっています。 次回は 選択C 24時間熱交換 換気システム につづく |
| 本物の健康住宅をつくるための選択C 2005/8/6 | |
| 24時間熱交換換気システム 室内は新鮮空気でいっぱい・・・・ 計画換気というからには、機械換気の条件に住宅の気密性があります。 たとえば、ストローで水を飲もうとしてもほんの小さな傷がストローにあるだけで水を口に入れることは出来ません。 だからこそ、窓や建物構造部のしっかりとした気密工事をしなければいけないわけです。半端な気密では、計画換気は十分な能力は発揮できないからです。 一般に住宅で採用されている換気システムのほとんどは、3種換気といわれるもの。 外部の空気を自然吸気して別の場所から強制排気するのですが、メリットは費用が安く取り付け工事もメンテナンスも簡単なこと。 だから、自然と、建築業者は3種換気を使うのです。 でも、こんな悩みを持っている人は、3種換気は止めたほうが良い。 道路際で、車の粉塵に、空き地などの砂埃に悩まされている人、 そして花粉症の家族の居るあなた。 せめて家の中にいるときぐらいは 花粉症から開放されたい。 毎日家の中のホコリと戦いたくない。 とくに、花粉症にかかってしまった人の苦しみは想像以上です。 自然な空気を24時間入れ続けることは花粉も常に家の中に充満していることになります。 微細な花粉を、排除したきれいな空気だけを家に入れてこなければ、換気システムは苦しみを増幅させる悪魔のシステムになってしまいますね。 また冷暖房期間には、せっかく暖めた空気を、わざわざ冷たい空気と交換してしまい、冷却した室内空気を熱風と交換するといった不快で無駄なことにもつながっていくのです。 これらの問題を解決したいのなら、高性能フィルターを装備し、室内の熱を逃がさず新鮮空気を取り入れることの出来る「熱交換型一種換気装置」がお勧めです。 もちろんこれだけ高性能な換気システムは 価格も、工事費も3種装置に比べれば高いのですが、快適な生活には変えられないと思いませんか。 次回は 選択D 第三の皮膚といわれる内装仕上げ につづく |